基礎疾患のある患者さんによく処方されているお薬 65歳以上の高齢者の病気 出典:神奈川歯科大学内科学教室 http://www.kdcnet.ac.jp/naika/lecture/circ1/doc13.htm 出典:今日の治療薬―解説と便覧 (2004) 水島 裕, 森田 寛著 南江堂 出典: メルクマニュアル医学百科 家庭版 オンライン版は、米国メルク社(日本では100%日本法人の万有製薬)が非営利目的のサービスとして無償で提供しています。 |
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歯科医院を訪れる患者さんに認められる基礎疾患 | よく処方されるお薬 |
高血圧症 約30%に認められる。⇒メルクマニュアル医学百科 | 降圧剤 サイアザイド系利尿薬、アドレナリン遮断薬(β遮断薬、α遮断薬、αーβ遮断薬)、Ca拮抗薬、ACE阻害薬、A-U受容体拮抗薬、中枢性交感神経抑制薬 |
狭心症 約9%に認められる。⇒メルクマニュアル医学百科 | 抗凝固薬 ワルファリン(ワーファリン)が最もよく用いられる。 抗血小板薬 アスピリン(バイアスピリン)、チクロピジン(パナルジン)、ジピリダモール(ペルサンチン)、シロスタゾール(プレタール) 糖タンパクIIb/IIIa阻害薬(抗血小板薬の1種) ベータ遮断薬 運動時の血圧上昇と心拍数増加を抑制し、心筋酸素需要を低下させる。器質的狭窄病変を有する労作性狭心症が適応。冠攣縮が主因を占める異型狭心症には不適。用いる場合、カルシウム拮抗薬と併用する。日本人では異型狭心症が多いため、欧米ほど用いられない。 カルシウム拮抗薬 心収縮量の低下による酸素消費量の低下、全末梢血管抵抗低下による後負荷の軽減、冠動脈スパズムの抑制。 第1世代:ニフェジピン(アダラート)、ベラパミル(ワソラン)、ジルチアゼム(ヘルベッサー) 第2世代:ニソルジピン(バイミカード)、ベニジピン(コニール) 第3世代:アムロジピン(アムロジン、ノルバスク) 第2世代、第3世代は持続時間が長く、組織特異性が高い。 硝酸薬 オピオイド 塩酸モルヒネ 血栓溶解薬 ウロキナーゼ(UK)、組織プラスミノゲンアクチベータ(t-PA)、プラスミノゲンプロアクチベータ(pro-UK)など。 |
糖尿病 約7〜8%⇒メルクマニュアル医学百科 | |
不整脈 約5〜6%⇒メルクマニュアル医学百科 | |
消化器疾患 約5%⇒メルクマニュアル医学百科 | |
脳血管疾患 約4%⇒メルクマニュアル医学百科 | |
心筋梗塞 約3〜4%⇒メルクマニュアル医学百科 | |
喘息 約3〜2%⇒メルクマニュアル医学百科 | |
心身症 約2〜3%⇒メルクマニュアル医学百科 | |
慢性気管支炎 約2〜3%⇒メルクマニュアル医学百科 | |
肝のう胞性疾患 約2〜3%⇒メルクマニュアル医学百科 | |
結核 約2%⇒メルクマニュアル医学百科 | |
心臓弁膜症 約1〜2%⇒メルクマニュアル医学百科 | |
悪性腫瘍 約1〜2%⇒メルクマニュアル医学百科 | |
その他 約14〜5% | |
肥満 日本人の2300万人が肥満 成人男性の3割が肥満 ⇒ メルクマニュアル医学百科 |
痩せ薬 カロリー制限と運動が基本、他に手術療法。 オルリスタット:腸での脂肪の分解と吸収を制限する。 シブトラミン、フェンテルミン、ベンズフェタミン、ジエチルプロピオン、マジンドール、フェンジメトラジン:食欲を調節する脳の一部にある化学伝達物質に働きかけて、食欲を低下させる。 |